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「FIREって難しそう、自分には無理かも」——そう感じている人へ。
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配当50万円、はじめて受け取った日に思ったこと | Nodoka Note

配当50万円、はじめて受け取った日に思ったこと

切り崩すのが、こんなに怖いとは FIREとお金の考え方
のどか
のどか

ねえ、最近また配当の通知来てたよね。なんか増えてきてる感じする?

ゆるはる
ゆるはる

うん、じわじわ増えてきてるよ。年間で50万くらいになってきた。

のどか
のどか

50万かぁ。それってFIREに近づいてきてる感じがする?

ゆるはる
ゆるはる

近づいてはいるんだけど、でもそれだけじゃ踏み出せないんだよね。

のどか
のどか

……なんで踏み出せないの?

この記事でわかること

  • 最初の配当金が1,275円だったときの、正直な感覚
  • 「ピーク月17万円」と「年間合計50万円」のギャップというリアル
  • 「計算上は辞められるのに踏み出せない」理由を自分で探っていった過程
  • 「資産を切り崩す恐怖」という言葉に行き着くまでの思考の流れ
  • 配当がFIREへの「きっかけ」になるかもしれないという現在地

最初のはがきは1,275円だった

配当金のことをはじめて意識したのは、ポストに届いた1枚のはがきがきっかけなんですよね。

三菱UFJ銀行から「配当金をお支払いしました」という通知。金額を見ると、1,275円。

最初に頭に浮かんだのは「少ないな」でした。ランチ1食分だな、と。

当時はインデックス投資がメインで、高配当株はちょうど始めたばかりだったんですよ。配当金の通知が紙のはがきで届いて、初めて「ああ、これが不労所得というやつか」ってリアルに感じた瞬間でした。

でもその瞬間の気持ちは「すごい!」じゃなく「こんなもんか」でした。


ポストを空けると「お!また届いている」って嬉しかった

投資先が増えていくにつれて、配当金の入り方が変わってきました。

翌年はピーク月で4万円になって「贅沢な外食ができるな」って思ったんですよね。でも生活費の15%程度しかまかなえないし、FIREはまだだなぁ、という感覚でしたね。

転機になったのが、保有銘柄が50社を超えたあたりからでした。

1か月で30社以上からはがきが届いて、ポストを空けると「お!また届いている」って嬉しかったんですよ。その月の配当金合計が17万円になってて、生活費の半分以上をまかなえる水準になってた。「これが毎月続くといいなぁ」って思いましたね。

ただ、現実はそんなに甘くないんですよね。

17万円になるのは年に2回だけなんですよ。他の月は1万円以下がほとんど。年間で合算すると約50万円、月平均にすると4万円ほどになるんですが、実態はそれよりだいぶ少ない月がほとんどなんですよね。


年50万は嬉しい。でも、なぜ増やしたいのかを言葉にできていなかった

年間の配当金が50万円になったのは、狙ってそうなったわけじゃなくて、後から振り返ったら「いつの間にか50万になってた」という感じでした。

50万円と聞くと大きな数字に感じるんですが、年間支出350万円と並べると15%にすぎない。嬉しいけど、支出をすべて賄えるほどじゃない。

「もっと増やしたい」という気持ちはあったんですよ。でも自分に問いかけてみると、なぜ増やしたいのかを、ちゃんと言葉にできてなかったんですよね。

嬉しいから増やしたい——それだけじゃ、目的じゃなくて感情の話なんですよ。「何のために配当を増やしたいのか」という問いに向き合ってなかったことに気づいて、自分でもちょっと驚いたんですよね。


FIREに踏み切れない理由を、自分で探っていった

「なぜ配当を増やしたいのか」を考え始めたとき、話はFIREの話につながっていったんですよ。

計算上はFIREできる水準にはなってます。資産規模を見ると、退職できないことはない。でも踏み切れていない。

これってわたしだけじゃないと思うんですよね。「計算上は辞められる、でも怖くて踏み出せない」という感覚、同じように感じている人、いませんか。

「計算上は辞められる、でも怖くて踏み出せない」という感覚を、もう少し細かく分解した記事がこちらにあります。

その「なぜ踏み切れないのか」を自分なりに掘り下げてみようとしたとき、最初に出てきたのは「まだ準備が足りない」という答えでした。でもそれは答えじゃなくて、先送りの言い訳に聞こえたんですよね。

じゃあ何が足りないのか。資産?計算上は足りてる。時間?ある程度の目処は立ってる。

もう少し深く考えてみたとき、出てきた言葉が「資産を切り崩して生活するのが心理的に負担」でした。

資産が1.5億あっても、それを毎月削っていくことへの怖さがあるんですよ。一度仕事を辞めると収入はゼロになる。住宅ローンは30年残ってる。その状態で毎月一定額を切り崩して生活費に充てていく日々——そのイメージが、じわじわと怖いんですよね。

「切り崩す恐怖」が正体だとわかったとき、そこから「じゃあ配当はどうか」という話に自然につながっていったんです。

配当金は違う感覚があるんですよ。資産が減るわけじゃなく、「入ってきたお金」を使う感じがある。会計的には同じ話なのかもしれないけど、気持ちが全然ちがう。

配当で生活費の大部分がカバーできるなら、「切り崩す恐怖」はずっと小さくなる——そこで初めて「なぜ配当を増やしたいのか」の答えが見えてきたんですよね。

そして、もう一つ気づいたことがあって。

「わたし、仕事を辞めるきっかけを探しているような感じなんだ」って。

FIREに踏み出せない理由は「切り崩す恐怖」だけじゃなくて、「背中を押してくれる何か」がないことでもあったんです。配当が支出の大部分をまかなえる日が来たら、それがそのきっかけになるんじゃないか——そう考えるようになったんですよね。


インデックスから高配当株へ、少しずつシフトを始めた

「なぜ配当を増やしたいのか」の答えが出たとき、投資の方針も少し変わってきました。

これまでインデックス投資を中心にやってきたんですが、FIREの設計という視点で見ると、少し向き直す必要が出てきたんですよね。インデックスは資産形成の効率がいい。でも切り崩して使う前提だと、「切り崩す恐怖」は変わらない。

今は余剰資金を使って高配当株を買い始めています。余剰資金が尽きたら、少しずつインデックスからシフトしていく方針です。全額シフトするつもりはないし、これが最適解かどうかもまだわからないんですけど。

「配当で支出の大部分をまかなえる状態」というイメージが、FIREへの現実的な目線として機能してきた感じがあるんですよね。


まだ「その日」には届いていないけど

年間配当50万円。年間支出350万円。差は300万円。

数字で見ると遠いですよね。でも「配当がゼロだった頃」から「年50万になった今」を振り返ると、じわじわ積み重なってきた実感があるんですよね。ランチ1食分だなと思った1,275円のはがきから、今の50万まで。狙って達成したわけじゃなく、投資を続けた結果がいつの間にかここまできてた。

完全な正解はまだ出ていないし、高配当株シフトが正しい判断かもわからない。でも「なぜ配当を増やしたいのか」の答えは、少しはっきりしてきたんですよね。

資産を切り崩さなくていい生活をしたい。そして、仕事を辞めるきっかけを探しているような感じで、配当がそのきっかけになるのではないかと考えてます。

「計算上は辞められるのに踏み出せない」という感覚——もしあなたが同じ場所に立っているなら、その怖さの正体は何でしょう。わたしにとっては「切り崩す恐怖」でしたが、あなたにとってはどうですか。


この記事のまとめ

  • 最初の配当金は三菱UFJ銀行からのはがきで1,275円。「ランチ1食分」という印象だった
  • 30社超を保有するようになったピーク月は17万円。「ポストを空けると嬉しい」が感覚になった
  • 年間50万円と年間支出350万円を並べると15%。「まだまだ」という現実がある
  • FIREに踏み切れない理由を掘り下げていったら「資産を切り崩す心理的負担」という言葉に行き着いた
  • 「切り崩す恐怖」を小さくする手段として配当に向き直したとき、「なぜ増やしたいのか」の答えが見えてきた
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