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住み心地で選んで正解だった、FIRE目線で検算した話 | Nodoka Note

住み心地で選んで正解だった、FIRE目線で検算した話

あの判断、6年後に換算したら FIRE×住宅ローン
のどか
のどか

最近、同僚が「あのとき駅近マンション買っておけばよかった」って言ってたんだよね。なんか、後悔してる人多い気がして。

ゆるはる
ゆるはる

わたしも同じこと考えてた。で、うちはどうだったか、FIRE目線で振り返ってみようと思ったんだよ。

のどか
のどか

6年経って、答え出た感じ?

ゆるはる
ゆるはる

全部じゃないけど、検算はできたかな。金利が上がってきたことで、思わぬ角度から当時の判断が証明されたんだ。

のどか
のどか

金利が、検算に? なんか難しそうだけど…

この記事でわかること

  • 徒歩20分・築古マンションを6年住んでみた正直な感想
  • 金利上昇という「別の角度からの検算」で見えてきたこと
  • 積立額はほぼ変わっていない——物件価格を抑えた効果の実数字
  • 「正解だった」ではなく「後悔しない理由が増えた」という現在地

含み益の話を聞くたびに思い出す、あの判断

不動産の話題になると、周りから「駅近を買っておけばよかった」という声をよく聞くんですよ。物件価格が上がり続けているいま、あのとき買っていれば含み益があったのに——そういう感情は、わたしにも理解できたんです。

ただ、わたしはあえてそっちを選ばなかったんですよね。6年前に書いた記事(駅近マンションを選ばなかった理由——「含み益はどうやって使うの?」という問い)でも触れましたが、駅から徒歩20分・築古というスペックで、住み心地と価格を優先してマンションを選びました。

で、6年住んでみた今になって、「あの判断どうだったか」をFIRE目線で検算してみたくなったんです。購入後の振り返りになりますが、これから購入を考えている方にも「こういう判断軸もある」という気づきになるかもしれないので、書いておこうと思います。


6年住んでわかった、住み心地の中身

住んでみて一番の発見は、「駅近より買い物が便利」という現実だったんです。

マンションから徒歩1分のところにドラッグストアがあって、これがコンビニより近い。しかもお菓子や牛乳・食パンなどコンビニで売っているものだけじゃなく、もやし・豆腐・お肉まで売っているんですよ。買い忘れやストック切れがあっても、歩いてすぐ買いに行ける。そのうえ格安スーパーも近所に複数あって、駅近の物件よりも日常の買い物は充実してたんですよね。

「駅近=便利」と思い込んでたんですが、日々の暮らしの便利さって、駅からの距離だけじゃないんだなと気づきました。

不便だったのは雨の日の自転車通勤ですね、正直に言うと。徒歩20分は自転車前提の距離なので、雨が降ると気持ちがちょっと憂鬱になるんです。これは6年経ったいまも変わっていないので、デメリットとして書いておきます。

猫仕様の扉やキャットウォークが部屋の決め手のひとつでもあったんですが、わたしが猫アレルギーだとわかって、実際には飼えていないんです。ただ、いまは保護猫の一時預かりボランティアをやっているので、それなりに役立っています。完全な正解じゃないけど、ゼロでもなかったという感じですね。


金利上昇が、6年前の判断を検算してくれた

住み心地の話でひとまず落ち着いていたんですが、6年後にもうひとつの角度から検算が来たんです。金利上昇です。

購入当時は変動金利で借りていて、今は1%弱になっています(参考記事:変動金利がまた上がった。住宅ローン残り30年のFIRE葛藤中の私が、いま考えていること)。購入時から0.5%上がっていて、6月からさらに0.25%上昇することが確定しています。日銀の政策金利が9月頃にまた上がる可能性が高いので、これからも金利上昇は続くかもしれない流れです。

そのことをのどかと話していたとき、こんなことを言ってたんですよ。「あのとき4,000万円の物件を買っていたら、今ごろローン金利が上がって月々の返済がさらに上がって生活を圧迫していたかも」って。

これ、わたしが言いたかったことを先に言ってくれた感じで、なんだか嬉しかったんですよね。当時の判断をふたりで「正解だったよね」って確認し合えた瞬間だったんです。


積立額は変わっていない

で、FIRE目線での検算でいちばん大事な数字は何かというと、積立額なんですよ。

「物件価格を抑えた分、積立を守れた」という仮説が、数字として正しかったかどうか。マンション購入から積立額はほぼ変わっていないんです。

金利が上がり、生活コストが上がっているなかで、積立ペースが維持できている。これが「住み心地重視・価格重視で選んだ」判断の、6年後の答えだと思ってたりします。

もし物件価格に引っ張られて4,000万円の物件を買っていたら、今ごろ金利上昇で返済額が増えて、積立を削るか、別の支出を削るか、という局面になっていたかもしれないんですよね。仮定の話ではありますが、のどかが自発的に「生活を圧迫していた」と言ったのが、そのリアリティをよく表してると思います。


「正解を選んだ」ではなく「後悔しない理由が増えた」

ただ、正直に書いておくと、「正解だった」と言い切れるかというと微妙なんです。駅近を選んでいたら含み益があったかもしれない。それは別の現実としてあったわけで、「あっちにすればよかった」という気持ちがゼロかといわれると、そうでもない。

でも、「後悔しない理由が増えた」という感覚はあるんですよね。当時の判断軸——積立を守る、無理のない返済額で買う——が、6年後の金利上昇という別の角度からも証明された。そのことが、判断への信頼感みたいなものをちょっと強くしてくれた気がしてます。

最後に、じゃぁこの物件にずっと住み続けるかというと、そこは別の話で。今の物件は築年数的に、私が70歳すぎたあとも住み続けられるかというと微妙なんですよ。そうなると70歳になってから建て替えや引っ越しは体力的にも精神的にもしんどいと思うので、60歳ごろに売却して別の物件に移ることは考えてたりします。FIREのタイミングで引っ越すかもしれないし、引っ越さないかもしれない。今はまだそこまで決まっていないというのが正直なところです。


まとめ:検算の結果、いまのわたしはここにいる

6年住んでみて思うのは、「正解を選んだ」というより「後悔しない理由が増えた」という感覚なんですよね。住み心地は想像以上に良くて、駅近じゃないことをデメリットに感じる場面はほとんどなかった。そして金利上昇という、購入当時には読めていなかった別の角度から、積立を守る選択をした判断が証明された。

「完全な正解」じゃないのはわかってるんですよ。駅近を選んでいたら含み益があったかもしれない。でも積立ペースは変わらず維持できていて、のどかも同じ結論に至っている。わたしはいま、「あの判断軸をこれからも信じられる」という現在地にいます。


この記事のまとめ

  • 駅近より日常の買い物が充実していた——「駅近=便利」という思い込みは崩れた
  • 金利は購入時から0.5%上昇、6月からさらに+0.25%上昇がほぼ確定
  • 4,000万円の物件を買っていたら生活を圧迫していた——のどかも同じ結論に至っている
  • 積立額はほぼ変わっていない。これが「価格を抑えた判断」の6年後の答え
  • 60歳ごろに売却・住み替えを考えているが、今はまだ決まっていない
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